建築緒知識

1.建築と防犯

建築現場に有る材料は、どれも大事な資産です。

建築現場に有る材料

建築現場に有る材料は、どれも大事な資産です。

近年、ピッキングをはじめとする開錠技術を用いた住居侵入・窃盗が社会問題となっています。このような犯罪から財産や人々を守り、建築物を安全に保つためには、あらかじめ防犯対策をとることが大切です。また、建築に関する犯罪の対象は完成後の建築物だけではありません。建築中の工事現場に侵入して、高価な機械や資材を盗難する事件が相次いでいます。こうした被害を未然に防ぐにはどうすればいいでしょうか?工事期間と工事完成後、それぞれにおける防犯対策を見ていきましょう。

防犯安全対策

工事現場は、仮囲いをしていても、入ろうと思えば誰でも入ることができます。最近では建築・土木材料の盗難が社会問題になっていますが、犯人が逮捕されたという報道を耳にしません。盗まれたものが無事に戻ってくる保証はないのです。建築には工程があるので、盗難のせいで工事の進行が遅れることも考えられます。仮に後になって材料が発見されても、そのときには不要になっていることもあるでしょう。盗難保険を掛けてあるから大丈夫という考えもありますが、夜間の工事現場で事故が起これば、取り返しのつかないことにもなりかねません。工事スタートから、工事現場に防犯カメラ等を設置しましょう。工事完了後は、自宅の防犯カメラに付け替えて再利用すれば工事費を有効に節約できます。最近の犯罪は凶悪化していますが、その解決に防犯カメラで撮影されたビデオが役立っています。昔は玄関用の防犯カメラだけでも非常に高価でしたが、最近はネットを利用した遠隔監視システムも開発されています。建物が完成したあとの防犯システムには、多くの人が関心を持っていますが、工事中の対策にはあまり注意が払われていないのが現状です。

防犯監視システム

セコムや各種警備保障会社との個別契約があります。工事費及び契約料は、建築主と警備保障会社との個別契約です。詳しくは、各警備会社に問い合せて下さい。また、上述のように、ネットによる防犯監視システムが整備されてきました。

2.建築と記録

家を建てるのは一生に一度の大事業。思い出にも、トラブル回避にも、記録はとても重要です。

記録の大切さ

コピー貼り付け

書類チェック

1)工事期間中には、最低下記の書類はチェックしましょう。

1)設計図書
2)確認申請書及び諸許可
3)契約書
4)見積書
5)工程表
6)下請業者一覧
7)地盤調査報告書
8)打合せ議事録
9)その他、建築に必要な資料
上記のような資料を、全て電子データーとして保管し、 各工程での業者との打合せに活用する。

2)工事完了時に受け取るべき資料

1)打ち合わせ議事録
2)変更書類及び変更予算
3)各工程写真
4)各試験結果報告書
5)各検査報告書
6)建築物保証書
7)その他必要と思われる資料
上記資料のまとめを受領すること。同時に、データーとして、受領すること。

3.キッチン

毎日大活躍する場所。だからこそ、こだわりたい。

キッチンと家

1)キッチン

家作り、設備決めのなかでも、とりわけ希望や悩みの多いキッチン。新しい家に住まうときには、誰しも楽しい団欒の場としてのキッチンやリビングを想像するでしょう。キッチンはデザインだけでなく、十分な機能性、メンテナンス性能等を要求される、選択の難しい設備です。専門メーカー、住設総合メーカーなど多数のメーカーが新製品・新機能を競っています。デザイン・収納などの機能性・選択できる器具オプション、などで差異化をはかっていますが、端的にいうと各メーカー大差ないといえるでしょう。つまり、購入者がどこにこだわるかが重要になってくるのです。正しい基礎知識を吸収してから、自分達がキッチンに求めるものを考えてみてはいかがでしょうか

2)空間の形態

キッチン空間の形態はダイニング空間とのつながり方によって、オープンキッチン・セミオープンキッチン・クローズトキッチン、の三種類に分けることができます。

1)オープンキッチン
ダイニングに対して開かれて設けられているキッチン。
長所短所
配膳への動線が短く、作業能率が高いです。家族や客人に対し、キッチンの内部がすべて見えてしまうので整理整頓が欠かせません。
 
2)セミオープンキッチン
ドアや垂壁などで一部をしきりながらも、オープンキッチンの性格を反映させたキッチン。
長所短所
キッチンがある程度隠れる為、散らかっていてもあまり気になりません。キッチンの状態が完全にシャットアウト出来ず、臭いが気になることがあります。
 
3)クローズトキッチン
ドアや壁で囲われた、独立した台所
長所短所
キッチンにおいて発生する音やにおい、煙などをキッチン内で完結させることができます。 視線がキッチンへといく心配がありません。ダイニングとの動線が長く、配膳や片付けの手間がかかります。 コミュニケーションがとりにくいです。 乳幼児や老人への目が届きにくいです。

レイアウト型式

キッチンのレイアウトは一般に以下のような種類に分けることができます。家族構成や生活スタイルによって自分に一番あったものを選択してください。

1)Ⅰ型

キッチンセットを直線に並べたもっともベーシックかつシンプルなプランです。動線は単純な直線で使いやすいのですが、あまり直線が長くなると使いにくくなってしまいます。

2) Ⅱ型・L型・U型

Ⅱ型
省スペースかつ作業面積・収納が十分にとれる機能的なプランです。 振り向くという動作が必要ですが、効率的な作業が可能になります。
L型
十分な作業スペースも確保しながらも収納スペースをとりたいとき、キッチンを壁に沿ってまげて配置するプランです。
U型
動線が短いため、少ない移動でとても効率的に作業ができます。

3) アイランド型

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